皆さん、こんにちは😃
若葉の緑鮮やかな季節を迎え、段々と過ごしやすくなってきましたね☀
先日、KIDでは講師の方をお招きし、社内で「AED救命講習会」を開催しました‼
新型コロナウイルスの影響もあり、昨年、一昨年は中止になってしまいましたが、
会場の感染症対策や社員の健康状態の確認を万全に行い、再開することができました✨✨
もし自分の目の前で、応急手当や救命処置をしなければならない状況に居合わせた時、
突然のことで、何をすればいいのか分からなくなってしまうと思います。
そんな時、少しでも“傷病者の命に繋がる行動”ができるように、
少しでも自分の不安を“自信や勇気”に変えられるように可能な限り毎年講習会を行っています💓
講習は4グループに分かれて行い、初めに【DVD視聴】、次に講師の方から
【応急手当講習テキストの内容説明】、最後は今までの総復習として
【胸骨圧迫と人工呼吸、AED機器の実践練習】の流れで行います。
DVD視聴では、実際に日常生活で救命処置をした方々の体験談を視聴し、
その後はテキストを使用しながら応急手当と救命処置の主な流れを
講師の方の実践も踏まえて説明していただきました✍🏻
そして、いよいよ実践開始❗❗❗
今回、徹底した感染対策として“人工呼吸”の実践は行わず、実践した社員が交代する際には
講師の方が必ずマット・マネキン・AEDを毎回アルコール消毒して下さいました✨
教えていただいた救命処置の流れに沿って、実際に心肺蘇生とAEDの使用を行っていきます。
しかし、ここで毎回苦戦してしまうのが“胸骨圧迫”です...😵💫
“胸骨圧迫”とは、心臓が正常に動作せず血液を全身に送り出せない状況の時、
胸の骨を外から圧迫することでポンプの役割を果たし、血液を循環させることをいいます。
両肘を垂直に伸ばし手の付け根部分に体重をかけ、傷病者の胸が約5cm沈むまで
しっかり圧迫していくのが正しい姿勢となります。
更に、1分間に100~120回という早いリズムで間隔を空けずに圧迫することが
重要になってくるので、集中力と体力の両方が必要になってきます💪🏻💥
人間の身体より断然柔らかいマネキンで実践を行いましたが、
約5cm沈むまで胸を圧迫することが本当に難しいです...💦💦💦
特に女性社員は、思った以上に強く力を入れないと胸骨圧迫の意味が無くなってしまうので、
自分の身体を揺らしながら、一生懸命に取り組んでいました‼
実際、心臓が停止してしまうと一番最初に脳細胞が壊死してしまい、
一度壊死した脳細胞は元に戻らなくなってしまうと言われています。
正しい胸骨圧迫や人工呼吸により身体に血液を循環させ続けることで、
AEDの効果がより一層高まると共に、傷病者の命を救う鍵となります🗝
応急手当や救命処置を行うことの大切さを身をもって体験し、
約3時間の講習が終了すると【普通救命講習修了証】をいただけます✨✨
練習では上手く対応できていたとしても、実際その場に居合わせたら
誰もが「自分にできるのだろうか」と不安や恐怖を感じることでしょう...
一刻を争う場面で、自分の感情に打ち勝ち、率先して行動できる人間になれるように
次回の講習でも積極的に受講していきたいと思います😃✨
そして、KIDにもAEDを設置しておりますので、
お困りの際はお気軽にお問合せくださいm(_ _*)m