新型コロナウイルス感染症について、国内の複数地域で感染経路が明らかでない
患者が散発的に発生しており、感染拡大が続いています。
日本での感染者数も、横浜港に到着したクルーズ船の感染者数を
合わせると、1000人を超えるところまで拡大し、まさに異常事態です。
中国以外で感染者の多い国は
1位・・・韓国
2位・・・イタリア
3位・・・イラン
4位・・・日本
(2020年3月5日午前2時時点)
日本は4位にランクインしています。
弊社では毎年この時期に「冬期研修会」を予定しておりますが、
社員の健康・安全面を第一に考慮した結果、今回は中止する事に決定しました。
ニュースでも報道されている通り、未だに収束の見込みが立たない状況ですので
とにかく“新型コロナウイルス”に感染しない為に、1人1人が予防対策を強化していく必要があります。
新型コロナウイルスの感染経路は“飛沫感染” “接触感染”の2つが考えられます。
(1)飛沫感染
くしゃみや咳、つばなどの飛沫と一緒にウイルスが放出され、そのウイルスを
別の人が口や鼻から吸い込み感染します
(2)接触感染
くしゃみや咳を手で押さえた後、その手で周りの物に触れてウイルスがつき、
その物を別の人が触ってウイルスが付着し、その手で口や鼻を触ってしまう事で
粘膜から感染します
【予防措置】
①うがい・手洗いの徹底
出来る限り頻繁に手を洗う事で、感染のリスクを最小限に抑える事が出来ます。
正しい手洗いの方法についてはこちら????
・出勤時・帰宅時
・トイレの後
・鼻をかんだり、咳やくしゃみを手で受けた後
・調理や食事の前
上記のタイミングは特に意識して手を洗う事を徹底して下さい。
②アルコール消毒
新型コロナウイルスは構造から「エンベロープウイルス」という種類に分けられ、
アルコールが膜を壊してウイルスにダメージを与えるため、アルコール消毒剤が有効と言われています。
③マスクの着用
一般的な使い捨てのマスクは、ウイルス自体をシャットアウトすることは出来ないと
言われておりますが、症状のある人が咳やくしゃみをした際の「飛沫感染」を防ぐ効果があります。
症状のある人は“咳エチケット”を守る為にもマスクの着用を心掛けましょう。
又、症状がない人もマスクを着用することで、机・ドアノブ・スイッチ etc…に付着した
ウイルスを手を介して鼻や口・目に直接触れる事を防ぐ事が出来ますので、
ある程度効果はあると言われています。
マスクの品薄状態が続いている中ではありますが、マスクを持っている方は着用しましょう。
④普段の健康管理
免疫力を高めるため、十分な睡眠・バランスのよい食事をとり、規則正しい生活を心掛けましょう。
⑤人ごみの多い場所を避ける
大勢の人が行き交う場所は感染のリスクが高まります。
自分だけではなく、他の人へ移してしまうかもしれないという危機感も持って行動しましょう。
新型コロナウイルスの発症症状は、発熱(37.5℃以上)、喉の痛み、咳、痰、胸部不快感などの
一般的な肺炎症状がみられるケースが多いと言われています。
少しでも異変を感じたら無理をせず、各都道府県の「帰国者・接触者相談センター」へ
お問い合わせください。
リンクはこちら
上記①~⑤は特に、意識すれば誰にでも出来る事です。
予防策については当たり前の事しかありませんが、
これがなかなか出来ていないようです。
「その時になったら考えよう」「自分は大丈夫だ」という思いは捨てて
わが身のこととして取り組まないと、感染拡大は抑えられません。
皆様、どうか体調には十分お気をつけてお過ごし下さい。