1.現場作業<点検>
○高低圧盤 点検
・盤内の清掃(絶縁物の表面の汚れを除去)
半年及び1年毎、又は数年おきに、定期的に受配電盤内を清掃します。
感電等の事故を起こさないように作業前には、必ず受配電盤内
が無電圧で安全であることをきちんと確認します。
・目視による不具合箇所抽出
異常個所の有無を目視、触手、臭い等で確認します。
2.現場作業<改造>
主に経年劣化した機器を現行品に交換しています。
3.見積り・設計
①仕様書の内容から機器選定及び作業の積算をします。
②現場に行き、機材の搬入ルートの確認をしたり、現地の対象盤の
サイズの調査をして、機器の取付方法を設計します。
③お客様と打ち合わせて、お客様の要望に合った工事と工程を検討します。
④作業に必要なアダプタや架台の製作図や回路図及び組立図などを
図面チームへ依頼しています。
⑤各種要領書を情報管理課と作成しています。
・施工要領書 ・試験要領書
4.社内事務
現場作業に行くための準備・手続きを行っています。
○作業出し
現場に持参する資料のセットを行います。
作業毎に製番が採番されており、その一製番ごとにクリアケースに資料をセットしていきます。
資料は作業内容により異なりますが、発注担当者から発行された作業内容が記載されたもの、
各チームから提出される要領書や図面などが基本となります。
また、行った作業内容の詳細が分かるよう作業後に責任者が記入する、作業報告書なども印刷し
セットします。
現場で困らないように、分かりやすくセットする事を心がけています。
○名簿
発注担当者への名簿の提出も大事な業務のひとつです。
名簿に氏名が無いと、作業ができない現場もありますので注意を要する業務です。
名簿の提出とは、発注担当者へ、誰がいつ作業に伺いますという事を連絡するものです。
名簿の提出だけで作業ができる現場だけではありません。
名簿のほかに、事前に安全教育を受け、入門の許可証を取得しなければ、
入構出来ない現場もあります。更に、現場責任者が必ず1名いなければ作業できない現場もあり、
そのために責任者としての資格取得が必要な現場もあります。
それらの取得、更新に係わる手続きも行っています。
○協力会社の手配
現場作業においては、電気の点検のほか、発電機や工事全般を熟知しておられる協力会社の方の
力添え無しには成り立たない現場もあり、現場作業に来て頂く為の手配を行っています。
作業日が決定したら、作業現場名・場所・日程・人数・集合時間などを記載した作業依頼書を
発行します。
作業が近くなったら、依頼内容に変更が無いか確認し、変更内容や集合場所を最終連絡します。
作業前日までに、貸与品の作業服等を準備することも業務のひとつです。
○その他
出張の際の宿泊先の手配を行います。
工務部回覧の作成など、工務部全般の事務を行っています。